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日本国の国史(日本史)について
現代の日本政治や行政に対して、こんな虚しさを覚えたことはないでしょうか。 「誰も傷つけない、効果も怪しいバラマキや事業ばかりが優先される」 「減税と言っていた政治家が、風向きが変わるとすぐ『給付金』に日和る」 「現場のプロの仕事よりも、上司
「〜ですわ」「おーほほほ」「ごきげんよう」。 アニメやマンガ、VTuberの世界でおなじみの「お嬢様言葉」。 ですが、ふと冷静になって考えてみてください。 あなたの周りに、日常会話で「〜ですわ」と喋るお嬢様はいますか? 答えは(ほぼ100%
日常で何気なく使っている「お名前(名字)」ですが、実は「氏(うじ)」「姓(かばね)」「苗字(みょうじ)」はまったく別の概念だったことをご存知でしょうか? 現代の私たちはこれらを一括りに「名字」「姓」と呼んでいますが、歴史をひもとくとそれぞれ
現代のネット空間や保守層の一部では、「中国や韓国からの害を絶つために断交すべきだ」という意見や、「中国がいくつもの国に分裂すれば安心だ」という分裂期待論を耳にすることがあります。 しかし、感情に任せた断交論や楽観的な分裂期待論は、歴史の実態
~「日本刀 vs ロングソード」検証動画の大きな誤解~ 前回の「日本刀について②」の結びでも触れましたが、近年YouTubeなどの動画サイトで、欧米の愛好家たちが「日本刀とロングソード(西洋剣)はどちらが強いか?」といった比較・検証を行っ
「ネアンデルタール人は野蛮で、ホモ・サピエンスが頭の良さで駆逐した」 「縄文人は弥生人に追いやられ、日本人のルーツは『縄文顔・弥生顔』の2つに分かれる」 「古代朝鮮半島南部にあったとされる『任那(加耶)』の存在は、現代の学説では触れないのが
「名誉を重んじる東西の戦士階級の美徳」として、よく比較される日本の武士道(Bushido)と西洋の騎士道(Chivalry)。 どちらも「弱者を助け、義を貫き、死を恐れない」といった高潔な精神として語られがちですが、その根底にある死生観や社
「欧米で流行したものは、遅れて日本にやってくる」 これまで多くの文化やトレンドがこのルートをたどってきました。現在、欧米のビジネスやエンタメ界を席巻している「DEI(多様性・公平性・包括性)」や「ポリコレ(ポリティカル・コレクトネス)」の波
日本人が毎日使っている「名字(苗字)」。実は、現代の大多数の日本人が信じ込んでいる「明治になるまで一般庶民には苗字がなかった」というのは、歴史学的に完全な誤解であることをご存知でしょうか? さらに言えば、私たちが普段ごっちゃに使っている「氏
私たちが歴史を学ぶとき、そこには「一つの客観的な真実」が書かれていると思いがちです。しかし、特に古代の歴史書には、編纂した王権の「強烈な意図」が込められています。 なかでも、中国をはじめとする大陸の歴史書(正史)と、日本の『古事記』『日本書
私たちが学校の歴史教育やメディアを通じて教わってきた「満洲事変」のイメージは、どのようなものでしょうか。「一部の好戦的な関東軍が暴走し、平和な中国を一方的に侵略して、破滅的な15年戦争への扉を開いた暗黒の歴史」——こうした、いわゆる東京裁判
ヨーロッパのローテンブルク、中東のエルサレム、中国の長安(西安)など、海外の歴史的な都市は、街全体をぐるりと石やレンガの壁で囲む「城郭都市(城壁都市)」が一般的です。外敵からの住民虐殺や略奪を防ぐため、高い壁で防衛せざるを得なかったからです
日本の歴史教科書でも必ず目にする「倭寇(わこう)」。名前は知っていても、具体的にどのような集団だったのか、その実態を詳しく知る人は意外と少ないかもしれません。「日本人の海賊」というイメージが強い倭寇ですが、実はその実態は、国境や民族の枠を超
歴史を学ぶ最大の意義は、過去の事実を暗記することではなく、「過去の失敗の構造を読み解き、現在や未来への教訓を引き出すこと」にあります。 国家の意思決定は、どこで致命的な見誤りをするのか。組織はいかにして「不都合な真実」を黙殺するのか。 今回
「フェイクニュース」や「認知戦(Cognitive Warfare)」という言葉が飛び交う現代。しかし、情報空間をハックして国際世論を操る「影響工作」の恐ろしさを、日本人はすでに80年以上前に骨の髄まで味わわされていた事実をご存知でしょうか
そもそも「共産主義」ってなに? 「みんな平等で、格差がない理想の社会」 政治にあまり関心がない(ノンポリな)人ほど、共産主義と聞くとこのような綺麗で優しいイメージを持ってしまいがちです。 しかし、歴史を振り返れば、この「理想の社会」を目指し
「満洲国は日本の侵略によって作られた傀儡国家である」——現在でも広く信じられているこの歴史的ナラティブに対し、建国当時、真っ向から異を唱え、その正当性を世界に訴え続けた一人のアメリカ人がいました。 今回ご紹介する『満洲国建国の正当性を弁護す
現代のメディアやSNSでは、過去の政治と宗教について、激しい批判が飛び交っています。しかし、その批判の多くは、「当時の日本がどれほど切迫した危機に直面していたか」という歴史的経緯や環境の決定的な違いを見落としがちです。 なぜ、かつてそれらの
戦国時代最強の騎馬軍団を率い、織田信長や徳川家康からも恐れられた男・武田信玄。彼の代名詞といえば、軍旗に刻まれた「風林火山」ですよね。 しかし、今回ご紹介する海上智明先生の著書『信玄の戦争: 戦略論「孫子」の功罪』は、私たちが知る「無敵の信
ブックレビュー:『お役所仕事の大東亜戦争』倉山満 著 「あの戦争は、日本がアジアを解放するために戦った聖戦だった」 「いや、日本が一方的に仕掛けた侵略戦争だ」 歴史の議論になると、いつもこの極端な二項対立で行き詰まります。右を向けば熱い愛国